絶望の傍観者となれ。『幻想牢獄のカレイドスコープ』クリアレビュー

【ゲームレビュー】

こんにちは!ぎりゅー(@giryu127)です!😆

今回は『幻想牢獄のカレイドスコープ』、略して『ゲロカス』をストーリークリアまでプレイしました!
良かった点、気になった点を正直レビューしていきます!!

  • クリア時間:8時間
  • ジャンル :アドベンチャー・ノベル
  • プラットフォーム:Switch、PS4、PSVita
  • おすすめ度:★★☆☆☆

概要

今作、『幻想牢獄のカレイドスコープ』は、2020年発売の”サスペンスアドベンチャーノベル”で、あの『ひぐらしのなく頃に』で有名な「竜騎士07」さんが企画し、シナリオを作成しています!✨

・あらすじ

全員が○ぬか、3人だけ助かるか、、、
  4人の少女の運命を試す試練 ―――

見たこともない、不気味な部屋に閉じ込められていた。
仲良し4人組の少女たちは、いつ、どうやって、誰に、ここへ連れ去られたのか。一切が曖昧だった。このような場所にはだれも覚えがない。

いつの間にか、全員の首には鉄の首輪がつけられており、その鎖は部屋の四隅の“拷問椅子”に繋がっていた。。。

少女たちが戸惑う中、部屋に不気味な声が響いた。

「私から君たちへは、2通りの運命の準備がある。
1つ。⋯⋯その部屋にいる全員が、○ぬ運命。
もう1つは、3人の少女だけが、助かる運命。
これは、君たち4人の少女の運命を試す試練だ」

「タイムリミットは5分。その間に決断しなければ、ただこの部屋の全員が、○ぬだけだ」

・システム

少女たちは4人にそれぞれ1枚ずつカードが配られます。

4枚のうち2枚は「断罪者」、1枚は「ピエロ」、1枚は「死刑囚」。

誰にどのカードを配るかは、あなたの判断に委ねられます。
あなたの選択が、少女たちの運命を左右するのです。。

良かった点

絶望のインパクト

今作は衝撃的な所が非常に多かったのですが、その中でも「シナリオ導入のインパクト」が今まで読んできた物語の中で、過去一と言っていいほど、凄まじかったです!!!😇😇

今作は、クリアまで10時間弱とプレイ時間は短いですが、その短いシナリオでプレイヤーに与える絶望が大きく、、読み進めるのが非常に重かったです。。💦💦

絶望的な状況が多すぎるよ。。。

また、その絶望の出どころが、キャラクターを取り巻く環境や舞台そのものが原因ではなく、“その環境によって引き起こされたキャラクターの本質”が絶望に繋がっているため、どのように感情移入したら良いか分からず、ただ呆然と読み進めることしかできませんでした。。。

まるで「蚊帳の外に置かれたまま目の前で起こっていることを傍観することしかできない」ようでした。。💦

ぎりゅー
ぎりゅー

本当に空いた口が塞がらなかったよ。。。。

完全に世界に飲み込まれる声優の演技

前章で「まるで蚊帳の外に置かれたまま目の前で起こっていることを傍観することしかできないような衝撃度」と書きましたが、その衝撃度を高めているのが、声優さんの演技です!!😆

今作のようなシナリオでは心の底から振り切った演技をしなければ演技が浮いてしまい、耳についてしまって(?)全く話に集中できないと思うのですが、
クリア後に今作を振り返った際、今作をプレイしている中で声優さんの演技を気にする場面が全く無かったため、それだけ、今作の声優さんの演技が素晴らしかったと感心しました!!

ぎりゅー
ぎりゅー

プロの仕事ってすごい!!

いつまでもログで見返すことができる

システム面から良い点をあげると、プレイ中のテキストログをいつでもどこまでも読み返すことができる点はストレスフリーで素晴らしかったです!!✨

ストーリーノベル系のゲームではテキストログが途中までしか遡れないタイプなどもあり、以前の展開を思い出そうとしても、その話より前のセーブデータをロードして、その話までスキップして、やっと目当てのストーリーを読むことができるため、非常に苦労します。。

しかし、今作では、それまでに読んできたストーリーをすべてテキストログで読み返すことができるため、すぐに以前の展開を確認でき、物語をより深く読むことができました!!😆✨

気になった点

今作は“ループもの”の作品です。

“ループもの”とは、「同じような話ではあるけど、展開が少し違う話を繰り返すような話」ですが、今作では、「少し違う部分」の振り幅が小さいため、何回も同じ話を読まされているかのようで、ループを重ねるごとに新鮮味が薄まっていってしまいました。。😥

良かった点で書いた、「シナリオの衝撃度」が凄まじかったゆえに、その後の「どんでん返し」的な展開が薄く、シナリオの結末に至っても、最序盤の絶望的な状況に対する衝撃度には勝てませんでした。。

今作はストーリーの構成上、キャラクターへの感情移入をしにくい展開となってしまっています。💦

面白い物語(ゲームのみならず、漫画や映画等)はどんな物語でも、主人公、もしくはそれぞれの登場人物に感情移入をすることによって、自身も物語の内側に入り、より深くストーリーを読み解こうとすると思います。

しかし今作は、「感情移入をするべきキャラクターの存在がないまま」物語が終盤となってしまったため、結末も、どこか遠くで行われているのを傍から眺めている状況に近かったのではないかと思います。。

それくらい、物語においてプレイヤーが感情移入する対象を用意することが大事だと思わされました。。🤔

ぎりゅー
ぎりゅー

ただ、「傍観している」と感じることは、あながち間違いではなかったのか、、、?

まとめ

いかがでしたでしょうか!?

ぎりゅーは「ひぐらしのなく頃に」を通ってきておらず、今作が竜騎士07さんの作品に初めて触れたのですが、非常に衝撃的な作品でした!!

こんな言い方をしていいのかはわかりませんが、「地獄を作るのが本当にうまい」と思いました。。。。笑

ぜひ、名作と名高い「ひぐらし」もプレイしてみようと思います!!😆

以上!『幻想牢獄のカレイドスコープ』正直レビューでした!

それではまた!

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